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Oct 01 2008
小学生のときから、理科の授業では実験がつきものである。こういった経験を積んで大学生になった学生たちに対して実験の授業をすると、次の2点において、彼らが誤解していることに気づく。

 まず、測定が終了したときに、彼らは「終わった」と思うようだ。これは間違いである。測定が終わっただけ。データが採取されただけである。実験とは、そのデータを考察する行為まで含まれている。したがって、そのあとの作業(たとえばレポート作成)の方がむしろ実験の本質である。

 もう1点は、やはり測定が終わったときに、彼らが口にする「先生、これで成功ですか?」という質問である。これは、彼らがイメージしている実験が、「こうなるべき答があるものを実際に自分でやってみること」だからだ。

 たしかに、授業の実験の大半はそのとおりであり、「こうなるべき」結果があらかじめわかっている。答が存在するのだ。しかし、卒論や修論で行う実験には、模範解答はない。そもそも、「どうなるかわからないから実際に試してみること」が実験なのである。ようするに、彼らが持っている認識は「実験」ではなく「体験」にすぎない。

 大学生の卒論になって、つまり論文を書く段階になって初めて「実験」になる。これは、図書館で本を調べることが「研究」だと誤解しているのと同じだ。日本の子供たちは皆、「実験」も「研究」も知らずに大学生になるのである。

MORI LOG ACADEMY: 実験に関する2つの誤解 (via petapeta) (via kml)

そもそも今の学校は授業で実験とかするの?

(via hexe) (via msnr)

(via yellowblog)

(via otsune)

そして実験も研究も知らないまま、大学を卒業する人もいるわけで…

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